うちのアメリカンコッカーには出来るだけ健康で元気でいて欲しい!ということをテーマにいろいろと調べています。健康でいるにはどういうドッグフードがいいのか?運動時間は?生野菜は食べさしてもいいの?・・・など初めてアメリカンコッカーを育てているので疑問に思うことがいっぱいです。

特にドッグフードは健康と直結しているのでじっくり調べました、特に悩んだのは国産ドッグフードか海外産ドッグフードか・・・?という部分ですね、色々な考え方がありますので一概には言えませんし、たくさんの種類がありますのでムツカシイ所ですが、安心できる安全な国産ドッグフードを調べていますのでぜひ参考にしてみてください。

アメリカンコッカースパニエルを衝動買いしてしまいました!

ペットショップであまりにも可愛く、子供も欲しい欲しいとねだるのでついつい購入。犬の購入ってなんだかんだとお金かかるんですね・・・マイクロチップも埋め込んであるし狂犬病のワクチンやら保険とかでアメリカンコッカーの価格プラス8万円くらいだったかな・・・後先考えずに購入したのでコッカーが我が家に来てからは毎日のように家族会議・・・

  • 「しつけ」は誰がするのか?
  • 「ドッグスクール」に入れた方がいいのか?
  • 「散歩」はどの時間帯に誰が行くのか?
  • 「動物病院」はどこにあるのか?
  • 「ペット保険」はどの保険会社のものがアメリカンコッカーに適正なのか?
  • 「ドッグフード」はどれがいいのか?「ペット保険」はどの保険会社のものがアメリカンコッカーに適正なのか?

・・・

まあ出てくる、出てくる。管理人は50代、子供のころに犬は飼ったことがあるけれど、当時は家の前に犬小屋を置いて鎖でつないでいたパターン、ほとんどの家ががそんな感じだったので室内で飼うのは全くの素人・・・最初はドッグトレーナーの先生に何回か来てもらい散歩の仕方や、犬がどういう風に考えているかなど色々と教えてもらいました。ただアメリカンコッカーって人懐っこく病気にさえ注意していれば比較的飼いやすい犬種だと思います。

ドッグフードに関してはいろいろ悩みました。最初はペットショップで食べさせていたものと同じもの(ロイヤルカナン・パピー用)を与え、それがなくなるまでにドッグフードのことを色々調べました。

特に悩んだのは国産ドッグフードか海外産ドッグフードか・・・

シンプルにアメリカンコッカーってアメリカの犬なのでアメリカ産かイギリス産でいいと思い、海外産の無添加でヒューマングレードのものを与えていたんですが、下痢することが多く普通の場合でもユルイことが多かったんです。

うちのアメリカンコッカーの個体の問題かもしれませんが海外産のものを半年間の間に数種類変えてみました。海外産のものを与えていて一番気になったのが、臭い・・・。

海外産のドッグフードってどれも臭いがきついんですよね、お湯をかけてふやかしたらよく分かります、家中すごい匂いになりますね。高級なオーガニックのドッグフードでも一緒でした。そこで国産のドッグフードについても調べ始め、結論としてうちのアメリカンコッカーには国産のドッグフードを食べさせています。

外国産のドッグフードは来るのに時間がかかる

コンテナ船

イギリス、フランス、オランダやアメリカなどから日本に送られてくるドッグフードの大半はコンテナ船で輸入されますが、ヨーロッパから日本までは約30日間、アメリカから日本までは15~30日間もかかり、船便によっは寄港する港もあります。

到着するまでの日数が更にかかるんですね、アメリカ西海岸発でしたら赤道付近は通りませんが(アメリカ産は他の理由でパスにしました)、ヨーロッパからの船便は地理的にどうしても赤道付近を通ります。どうしてもコンテナ内の温度は上昇しコンテナ内でドッグフードは蒸されたような状態になりますね、そうすると温度の変化により結露が起こりやすく、カビや菌の増殖や油の酸化などが起こってしまうわけです。一部のドッグフードでは20℃以下に気温を保つ低温コンテナもありますが、高級な製品だけです。


ドッグフードをコンテナに詰めた状態で雨ざらしのまま出港を待つという場合も珍しくなく品質管理体制が不十分な輸入業者も決してないわけではありません、また気温の変化や気圧に対応するため、小さい穴を開けたり、国内に届いてから改めてパッケージに詰め直していることもあるようです。海外産のすべてがそうとは限りませんが、日本にいてどのように運ばれてきたのかを正確に知ることは難しいでしょう。

コンテナ船2

このようなことから、あくまでも私の主観によるものですが、できるだけ製造からアメコカの口に入るまでの時間が短いこと、そして4Dミートは使っていないヒューマングレードであること、添加物が添加されていないもの、小麦グルテンが入っていないもの、中型犬にとって栄養バランスがいいことなどがドッグフード選びのポイントだと私は思いました。そしてそれらのハードルを越えた国産のドッグフードで適正な価格のもの・・・こういうドッグフードを探してみました。

国産ドッグフードにもいろいろある

海外産ドッグフードもたくさんありますが、国産ドッグフードも結構な種類ありますね。選別するのにずいぶん時間がかかりましたが、選ぶポイントを私なりに決めて選別していきました。

  • ポイント1 生肉から加工していること
  • ポイント2 ヒューマングレードであること
  • ポイント3 添加物が添加されていないこと
  • ポイント4 小麦グルテンが入っていないこと
  • ポイント5 馬肉が入っていること

生肉から加工していること

これは単純に新鮮な生肉から加工したほうがいいからです。中には乾燥肉を使用したり肉骨粉を使用したドッグフードもありますので、出来れば避けたいものです。もう一つ、肉と一緒に毛皮・ひづめ・糞尿まで含めて加工しているものもあり、これらは「肉類」「副産物」「ミール」といった曖昧な表記で書かれています。食用に適さない本来なら捨てられてしまう様なお肉「4Dミート」を混ぜ合わせて使用しているものもがありますので、これは絶対避けたいものです。

「4Dミート」

  • Dead(死んだ動物の肉)
  • Dying(死にかけていた動物の肉)
  • Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉)
  • Diseased(病気の動物の肉)

ヒューマングレードであること

ヒューマングレードとは人間が食べても大丈夫という意味で、できれば低温で調理されたものがいいです。高温で調理すると食材本来の栄養素が破壊されビタミンやミネラル成分が壊れてしまいます、とくにタンパク質は調理温度が高いほど劣化します。またヒューマングレードとは言っても正確な定義はありませんので信用のおけるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

添加物が添加されていないこと

添加物を入れる目的はまず品質を保つため、賞味期限を延ばすための保存料や酸化防止剤、栄養バランスを整えるためのミネラル類やビタミン類、アミノ酸類です。そして風味や外観、食感をよくする、食いつきをよくする目的の甘味料、着色料、発色剤、増粘安定剤、香料などです。安全なドッグフードでは人工的な添加物ではなく天然由来のものを使っていますね。

  • フードの品質を保つ⇒保存料 酸化防止剤
  • 栄養バランスを整える⇒ミネラル類 ビタミン類 アミノ酸類
  • 風味や外観、食感をよくする⇒甘味料 着色料 発色剤 増粘安定剤 香料

小麦グルテンが入ってないこと

グルテンというのは穀物の成分の中のタンパク質のことで、
多いのは小麦のグルテンにアレルギー反応が出てしまうワンちゃん、
アレルギー性皮膚炎とかになったら可哀そうなので注意したい項目です。

私の考えは基本的に決して穀類を否定するわけではありません、
犬は肉食なので穀類や野菜は必要ない・・・というサイトも多く見られますが犬も、極端に言えばライオンも肉だけ食べてるわけではありません。
彼らは草食動物の腸を好んで食べます、
腸には草などがたっぷり詰まっていますので決して肉だけ食べてるわけではないんですね、しっかり植物性の栄養素も補給しているんです、穀類にもビタミンやミネラルが豊富です。
だからうちのアメリカンコッカーにはドッグフードに人参や大根などの温野菜を混ぜたり、たまには白米に鰹節を混ぜて与えています。

一番気にしているのは海外産小麦のグルテンなんです、最近の小麦(海外産)は品種改良が進んで品質が悪くなっています、例えば米国産の小麦はハリケーン対策で背丈の低い小麦に遺伝子を組み替えられていたりします。最初海外産ドッグフードを探しているときにヨーロッパ産は輸送に時間がかかるのでアメリカ産にしようと調べたことがありますが、アメリカ産も避けたほうがいいのかなと私は思いました、農薬の問題もありますしね。人間も避けたい食材ですから。

ちなみに人間も小麦グルテンで腸をやられるパターンがあります、
リーキーガット症候群といって腸壁バリアが壊れて隙間ができ、腸内にあるべき細菌や食物成分が身体の中に入ってしまう現象で、身体のさまざまな不調の原因となります。
下痢や便秘、疲労感、肌荒れ、アレルギーをはじめとする症状が現れたり、
すでに持っている疾患の進行を早めたりすることが医学界でわかっています。

そのような経緯があって国産のドッグフードで小麦グルテンの入っていないものにした方がいいかなと思ったわけです、
アレルギーなんて発病すると可哀そうだしね。。

馬肉が入っていること

うちのアメリカンコッカーのドッグフードには馬肉が入っていますが、おやつに毎日馬肉の干したものも与えています。馬肉は高タンパクで低脂肪、低カロリーなんですよ、

牛や豚の2倍以上のタンパク質が摂取できて消化吸収もスムーズ、カロリーは豚の半分程度、カルシウムは牛や豚の2~3倍、ビタミンB12は牛の3~4倍、鉄分は2~3倍でさらにグリコーゲンや必須脂肪酸といった栄養素も含まれています。私が馬肉を勧めるわけはもう一つあって、牛や豚のようにホルモン剤や抗生物質、成長促進剤などの投与があまりないことがあげられます。鹿肉でもOKなんですが価格が高くなります。

また、馬肉は低カロリーなので肥満気味のワンちゃんにもおすすめですよ!アメリカンコッカーは食い意地が張ってますから人間が何か食べてるとちょーだいちょうだいと直ぐおねだりしますね、去勢手術をしているコッカーは特に太りやすいので注意してください。体重が1㎏増えると血管が4kmくらい増えるので、心臓の負担が増えてしまします。アメリカンコッカーはあまり心臓強くないので体重管理には気を使いましょう。

国産ドッグフードで無添加・ヒューマングレード・馬肉入り・小麦グルテンの無いもの

国産ドッグフードでまず馬肉入りか鹿肉入りのドッグフードを探しました、
鹿肉は少ないですが馬肉は結構ありますね、鹿肉が少ないのはそもそも獲れる量が少ないからです。
よって価格も跳ね上がりますからコスパ上、馬肉に絞って見ていきます。

有名なのは人間用の馬肉屋さんが社員の反対を押し切って作ったという【馬肉自然づくり】 。
このドッグフードの凄さは自然食材に徹底的にこだわったということ。
食材も17種類のみ、添加物無しなのでなかなか魅力的なドッグフードです。

この馬肉自然づくりのテーマが自然食材以外使わない・・・ということで
総合栄養食の基準に1つの項目が満たさなかったようです、
この基準を満たすにはサプリ的な添加をしないと無理だったので総合栄養食としての看板は諦め、安心して食べてもらえるドッグフードのままで販売されています。基準の範囲も0.1%未満まで総合栄養食に近づけているということでほぼ大丈夫そうです。

次に無添加でヒューマングレードのドッグフードを探しましたが、これもたくさんありますね。ホームセンターやペットショップで販売されているドッグフードには少ないようですが、ネットショップで販売されているものには多いと思います。

アメリカンコッカー

問題は国産ドッグフードで小麦グルテンなし、これ意外と少ないです。
小麦グルテンは入ってんないんだけれど添加物が入っていたり、
原材料名にいきなり肉類と表記していたり(前に説明した4Dミート)、
価格がべらぼうに高かったりと・・・まぁ価格は普通のものよりは高いんですが、なかなか私のハードルをクリアするものがありませんでした。

結論として国産ドッグフードで無添加・ヒューマングレード・馬肉入り・小麦グルテンの無いもの・・・この条件ををクリアし、一番安心できるものが【馬肉自然づくり】だということが分かったのでうちのアメリカンコッカーには馬肉自然づくりを食べさせています。

馬肉自然づくりの特徴

海外産も含めいろいろなドッグフードを見たり買ったりしてきましたが、
国産ドッグフードで無添加・ヒューマングレード・馬肉入り・小麦グルテンなし・・・というハードルをクリアし、素材の良さやコスパも見据えて納得できたのは馬肉自然づくりでした。
それではこの馬肉自然づくりの特徴を見ていきましょう。

馬肉にはホルモン剤や成長剤の投与が極めて少ない

牛や豚にはいろいろな薬品が投与されていることは皆さんもご存じかと思いますが、馬にはほとんどホルモン剤などの投与はありません、どちらかというと放牧で放し飼いが多く自然とともに生活しています。
馬肉自然づくりがおすすめなのはこの理由が一番大きいと私は思います。
製造している「株式会社 利他フーズ」は馬肉の本場・熊本で人間用の馬刺しを販売している会社で牧場も所有しており「カナダ」で生まれた馬を生後1年ほどで輸入し、2年ほど熊本県で肥育を行っています。

高タンパクで低脂肪・低カロリー

馬肉自然づくりを作っている会社は人間用の馬刺し専門店の強みを使って原材料のすべてを国産にこだわり作っています。
馬肉には珍しく他の動物脂にはないオメガ3(αリノレイン酸)が豊富に含まれていますのでアレルギー反応が出にくく、高タンパクで低脂肪・低カロリーなお肉と言えるでしょう.

穀類も私は否定しませんがやはりアメリカンコッカーに最も必要な栄養素とは「動物性タンパク質」なんですね、あ~ちょっと脱線しますがこれはワンちゃんの腸と関係があります。草食動物である牛の腸の長さは約40m、雑食の人間は約8m、それに対してアメリカンコッカーの腸の長さは3mくらいしかありません。

原材料が17種類のみ

馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、
ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム

非常にシンプルな構成になってますね、一番量の多いものから順番に記載されていますので馬肉が一番多いということが分かります。馬油も入っていますのでDHA、EPAなどの必須脂肪酸も含んでいますね、
このDHAやEPAは、ホントはマグロやサンマ、イワシといった青魚に含まれる“必須脂肪酸”と呼ばれる成分で、血液をサラサラに保ち、血栓ができにくくしたり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防するという働きがあることで有名です。

馬肉自然づくりにはこのような成分もサプリや添加物ではなく食材より摂取できるという点も大きいと思います。

馬肉自然づくりを食べさせてみて

うちのアメリカンコッカーは1歳8か月くらいから馬肉自然づくりを食べています、最近はササミやニンジン・かぼちゃなども入れて、生のものを少し摂らせようと工夫していますね。
それまでは海外産のものを食べて下痢をしたり、ウンチが緩かったりしていましたが馬肉自然づくりを食べ始めて普通の状態に戻りました、毛並みも良くなったと思います。海外産のドッグフードはとにかく匂いがきつくオイルコーティングされている物が多いのでいくらヒューマングレードだといっても私は食べる気になれませんでした。

やはり国産ドッグフードで無添加・ヒューマングレード・馬肉入り・小麦グルテンなし・・・がベストな選択なのかなと私なりに調べて、いろいろ買ってみて、コッカーの食いつきを見て思いましたね。

【通常購入】1袋1kg 3,480円
【定期購入】1袋1kg 2,970円
    3袋 3kg 8,465円(1袋あたり約2,822円)
       8,000円以上で送料無料

【馬肉自然づくり】