国産ドッグフードにするか?外国産のドッグフードにするか?が一番悩んだところですが、うちのアメリカンコッカーには国産ドッグフードを与えています。海外産ドッグフードにも魅力的なものもありますが、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

国産ドッグフードのメリットは?

製造から手元に届くまでの期間が短い

最大のメリットはやはり「作ってから口に入るまでの時間が短い」ということだと思います。外国産のドッグフードはほとんどが船便で日本に輸入されるので、オランダやフランス、イギリスなどヨーロッパ産においては日本に着くまでに2か月くらいかかったりします。また、製造から船に乗せるまでの日数と日本についてから店頭に並ぶまでの日数、また寄港地があることなどを考えると3か月なんてこともあると思います。

さらに赤道付近を通るのでドッグフードが積まれたコンテナの温度が60度くらいになり、大丈夫にしても少々劣化が進むことと思います。確かに外国産のドッグフードも魅力的なものもあり、メーカー側からすればドライなので全然問題ないですよということですがどうなんでしょうかね?この点はやはり人間も同じだと思うんですよね。

安心感がある

日本で製造・販売しているドッグフードなので安心して購入することができます。ただ粗悪なドッグフードを販売しているメーカーもありますので原材料のチェックは必要ですね。

これについては海外産も同じことですが、ここで言う安心感とは万が一購入したドッグフードの中に異物が混入していたり、リコールが起こった場合でも日本語で迅速に対応してくれるということです。海外産だと日本に支店を設けていないメーカーもありますので、そういう意味での安心感ですね。

国産ドッグフードのデメリットは?

無添加や素材がよいものだと価格が高い

粗悪なものもありますが高級なものもあります、ものによっては1kg7000円くらいするものもあります、富裕層向けなのでしょうが一般向きではありませんね。適正な良いドッグフードを継続して食べさせたいと思います。

安全基準の法律が低い

ここは重要ポイントです、日本ではペットフードの製造に関する法規制があまり充実していません、2009年になってようやく法制が整えられましたが未だにペットフードと食料品に同レベルの規制を設ける動きはありません。

よってどんな肉類や穀物などを使用しているか?どんな添加物を入れているかはメーカー次第。例えば酸化防止剤であるエトキシキンやBHA、BHTは、人の食べる食品には使用できませんが、ペットフードにおいては基準内であれば使用も可能なんです。この辺りについては海外産ドッグフードに軍配が上がりますので、ここを基準に海外産ドッグフードを食べさせている飼い主さんも多いわけです。

海外産ドッグフードのメリットは?

安全基準が厳しくグレインフリーなどが多い

ドックフードを「食品」として扱うため安全基準がとても厳しいです、日本では「雑貨」といて扱われていますので法的な基準が甘くメーカー任せの部分が多いです。その点海外産は法律で縛られていますので粗悪な食材は使えません。また、ペットフード先進国と言われているイギリスやドイツの製品は品質も高いです。 

海外産ドッグフードのデメリットは?

輸送に時間がかかる

海外で作られたドッグフードは、ほぼ船便によって日本へ輸入されます。ヨーロッパ方面から輸入されるドッグフードは地理的に赤道付近を通るルートになりますのでどうしてもコンテナ内の気温は上昇し、ドッグフードは蒸されたような状態になります。さらに輸入にかかる費用が上乗せされていることもあり価格も高くなります。

まとめ

いかがでしたか?国産ドッグフードにするか?海外産のドッグフードにするか?判断する大きなポイントは2つですね。それは「輸入の時間の長さ」と「ドッグフードの取り扱い方」。製造してからワンちゃんの口に入るまでの時間が長すぎる!そこは妥協できない!という飼い主さんは国産ドッグフードを選ぶでしょう。

また人間と同等の食品レベルじゃないと駄目だ!という飼い主さんは海外産ドッグフードを選ぶと思います。管理人もこの点が一番悩んだ部分ですが、「待てよ・・・海外産の食品レベルで国産のドッグフードがあれば解決する!」と思ったんですね、そこで調べたところ【馬肉自然づくり】 という国産ドッグフードが一番近かったんです。詳しくは別のページでご紹介しますが、たぶん納得できると思いますよ。

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